1. |
散りゆくもののその夢は
04:19
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レディオ レディオ バッドモーニング
いつもレディオから ぼくの名前が
自殺のニュースから 今日も始まる
いい日和り
いい日和り
レディオ レディオ バッドモーニング
いつもレディオから 蝿のさえずり
死にまつわる全てを ささやくよ
よく知る声で ささやくよ 晴天な日曜日
自殺のニュースから 今日も始まる
お天道様が見ている 今日が始まる
いい日和り
散りゆくものの見る夢はモノクローム
散りゆくものの見る夢はへんなショータイム
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2. |
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アラーム音に嫌悪して 起きる 午前５時
シャワーの音で目覚めて パンを焼きながら
テレビを垂れ流しながら丸くなる サナギのように
仕事に行きたくねぇ
けど、きっと居なきゃ困るんだ
絶対替えは効かないんだ
きっとそうさ僕だけは
みすぼらしい軽に乗って 降りるコンビニエンス
缶コーヒーとハイライト 常連ビニエンサー
誰よりも早く出勤して 誰よりも遅く退社して
上司に酷く怒られて パートに酷く罵られ
「幽霊みたいな野郎だ！居るかいねえのかわからねえ！
ほんと使えない野郎だ！親のツラ見てーもんだな！
やっと終わりかおめでとさん！できる限り素早く
ここから消え去れ」
「「うぜえから！」」
電ノコで首をぶった切る！優しい世界の実現に！
血しぶきが夕を染めていく！真っ赤なお空に散っている！
給与明細がそよそよと～ 金魚のように泳いでいる～
下品なワイフとスッタカターン
地獄のような毎日に疲弊する日本人
みんなもきっとそうだから我慢して社会人
流行りのジョーク取り入れて
流行りの色で着飾って
息をしたくねえ！
けど、生きていかなきゃいけなくて
主演の舞台も降りて、滑稽な日々は
みすぼらしい軽に乗って帰る レオパレス
誇れることはなんだろか ないじゃん 困ったな
一生懸命生きても 何ひとつも得られず
逃げ水をいくら煽っても ピカリ 襲いかかる
深夜３時の踊り場で もんどりうってジタバタ
生きてる感覚はなくて 死んでる感はみなぎって
１０＋３＝１３で 現実
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3. |
時は君を美しいままにしてはくれないから
05:30
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なぁ おい 冗談じゃねえぞ
あぁ まさに これが
なぁ あぁパニック嘔吐嘔吐三度の嘔吐
あぁ まさに これは
あぁ満ち満ちた月がパーンで
ぐらつく椅子でよれるぼくの飼い主のような振る舞い
いらつく夜に冷や水をぶっかけて笑い転げてみたり
優しい目で そうね死ねばって言いはなったりしてさ
偉ぶってたいそうに世界をじっと睨みつけたり
あぁ その瞳は 澄んでいたよ なによりも
その瞳に 映る彼岸花 なに色か
浮かれちまった夜を
いかれちまった夜を
返さなきゃいけないんだ君との日々も
過ぎ去れ
ぐらつく椅子でよれるぼくの飼い主のような振る舞い
いらつく夜に冷や水をぶっかけて笑い転げてみたり
優しい目で そうね死ねばって言いはなったりしてさ
偉ぶってたいそうに世界をじっと睨みつけたり
あぁ その瞳は 澄んでいたよ なによりも
その瞳に 映る彼岸花 なに色か
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4. |
札幌から始める
02:56
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見上げてる空がもう空と思えない
夜はもう優しく憂いをなであげてくれないし
札幌ではもう明日の朝は来ないと
札幌ではもう明日を生きる意味などないと
有機溶剤を浴びて
濁らないスマイルで
おぞましきこの日々の
終わりが見えない
ターボライターで炙る
両の目を潰して
美しき世界だと
逃げ遅れた人たちは笑う
札幌ではもう終わり始めてる
だからぼくは歌っている
恐れを抱きながら
札幌ではもう終わり始めてる
だからぼくは歌うことを
己に強いている
やめられない
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5. |
胃の世界(Stomach World)
06:05
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夕暮れる風は青し清し水彩絵
違法人トビて揺蕩う熱帯魚
時は満ち過ぎ去るを待つ人
嗚呼 その身虚ろい秋の日
光刺しき空を裂く刃足りえるものなどねえわ
勘ぐってはならぬ たとえあからさま人の型でも
あれは神ぞ祟るぞもはや帰る道もなく
臭いメシも食わねばなりゃせんて
留まるな！走りませ！酸素の供給は止まる
あんた死んでまうぞ！誰であれ死すは止められぬ
腐臭がすれば群がりしやつらはスーツの子蝿
羽音はエーマイナーのセブンス
ネクロフィリアたちの胃の中で出会い恋に落ちる
歓声だ！鳴り響く！ビルから一人飛び降りた！
歓声だ！今晩は新鮮な臓器のフルコース！
姿見を隠してくれ！吐き気がするなんてツラだ、、、
ぐちゃぐちゃに混ざり合って
俺たち結婚でもするか
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6. |
Nice Joke
03:51
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女を売るために浴びるシャワーはぬるい 水彩の色香
見え隠れする 我を忘れて星もふる
女を売るたびにわたしは満たされていく
知恵遅れの次女が笑っている
雨音に紛れて成せるのならば 迷わずこの子を殺める「わ」
生きていく価値足りえない世界と
生きていく意味がまるでない世界
前者はこの子で（鼻から○○を吸い込む音）後者はわたしね
空は青くて花はみな美しい
嘘だ！ 嘘だ！！
レンタル市民の街で 鳴りますのはボサノヴァ
よりベターな選択をするだけの ものがたり
伝えたいことがない あるはずもない
希望なんて抱けない もうあきらめた
なにもかも
その金をよこしやがれ 長女の学費がない
あの子は一人になるの そう生きる意味が
あるのだから 生きる価値があるのだから
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7. |
出生について（About birth）
05:32
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渡り鳥性不眠症 画一性たる時の現象
殺処分対象 勤勉たるがゆえの病症
厭わぬ美意識 役所に身投げし御座候
出生たるは 忌まわしき最たるもの
身勝手極まる究極の幻想
罪深き炭鉱夫は今宵も墓を掘る
汗水垂らして働いて妻子食わせて誇らしげで
この馬鹿は 死神降ろし大罪人
夢まで与える 愚かしき 便所コオロギと呼ぼう
この馬鹿は 死に値する大罪人
ステッキで貫く 大志抱き胸
幾何学模様のような綺麗な「のうみそ」
あぁ真夏のムーンライト浴びてキマる
だけど、なぜだ？海は枯れている
自死を説く教育者 イエス！
怠惰は学級崩壊を招き寄せる（善きことに！）
解放されしその性はなんて
熱を帯びて澄んでいようか（善きことに！）
悪辣な言霊よ 絶やし尽くしてくれ
根絶やしにしてしまえ！それは ああ！！善きことだ！！
あぁ真夏のムーンライト浴びてキマる
だけど、なぜだ？海は枯れている
あぁ 見えし桃源郷
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8. |
One Step Two Three
04:56
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懺悔しろ！清廉を！ 想いはもう彼岸にあり
善き市民が集う街には 犬も猫も鳥も虫も！
いない！嗚呼 嗚呼
謳歌する夢を見る 自由知らずのアホウドリ
多様性を謳いやがる 画一性主義者の公団に
火を放つ そんな日和り♪
ケースバイケース ダッタンダンダダダ
ワンツースリーで ズッタンダンダダダ、ダ
くだらねえ毎日
スニッフ！マンションでダッタンダンダダダ
マンツーマンでズッタンダンダダダ、ダ
くだらねえ毎日
姿見にうつる おまえは生きるに値するものか？
笑かすなボケが！
ポンコツな「ぼくら号（どんぶらこ）」 その命を託すの会
（教授）「これから言うことをゆめゆめ忘れるな！恥部」
ケースバイケース ダッタンダンダダダ
ワンツースリーで ズッタンダンダダダ、ダ
くだらねえ毎日
スニッフ！マンションでダッタンダンダダダ
マンツーマンでズッタンダンダダダ、ダ
お子様ランチを召し上がれ♪
さぁ愉快に踊ろう！死神の手をとって！
悪しき市民「笑おう、笑おう、笑おう！！」
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9. |
Traveler
03:00
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グッバイぼくのあわれな友達 グッバイぼくが月まで持っていくよ
その涙も悲しみも 全部宇宙では花みたいに綺麗さ
グッバイ僕は飛び方を忘れた
でもグッバイどんどん剥がされていく日常
不思議な世界には留まれなくて 信じ切れるほどぼくは強くなりたかったけれど
グッバイな人生をぼくは投げ捨てたんだ
希望の意味をぼくは誰よりも知っていたはずなのに
グッバイ僕のありふれた苦難 グッバイ宇宙ではベタな現象さ
君は水彩絵のような帰路へ 青いだけが空ではないけど
でも君は知らないでいいのさ
さよなら僕は去り際を間違えた
窒息寸前で、ジタバタ羽ばたいた そう？イケナイコトカイ？
点と線断ち切ってあきらめた
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10. |
アジアの専売店
02:54
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９ １２ ４ の新鮮な臓器の専売店
１５ １９の性奴隷 アジアの専売店
時のループがもしもあるならば
ただ、だ、だーだだ、俺はやり過ごし
語るはテレビジョンにおまかせ
たしかなアリバイさ！ばばばばーん
裏通りのぞんざいな命の専売店
通い詰めるセレブと、アジアの専売店
金のプールがもしもあるならば
人のプールがあるのは必定
だからそいつをネタに歌うのさ
俺は性根の腐ったハゲタカ
マシンガンでズダダーン
ラッキーだった、本音はそう共通の見解で
他人事さ、どこまでもアジアのデイ・バイ・デイ
今宵パーティるやつらが言うには
人生は楽しんでなんぼだと
だからおまえをネタに歌うのさ
俺は性根の腐ったハゲタカ
アジアの専売店
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11. |
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砂漠じゃラクダの血は水で 臓器はチャイナがさばいて
やつらパーティーに明け暮れ やつらは妬みで眠れない
点と線繋いで 清と濁のちゃんぽんで
頸動脈に契りのキス 荒っぽい恋道を歩む
静と滅の地下道で 汚物のような体臭で
世界で「１」の忌まわしき 愛のブツを１０グラム
性たる静の静の脈にぶち込んで
生死にズレが生じてる 重度の鬱が押し寄せる
煉獄の犬になつかれて ぞんざいな日々の暗がりで
苛烈非道も極まれり 炙りが過ぎたら大火傷
軋轢ってる精神性
あなたを音楽で殺めたい 殺めたい
椅子の脚を切って その不安定さで遊んじゃって
笑い転げて彼女 おしっこもらして大変さ！
妖精たちも集まって わっ！っとしたことをするんだ！
楽しいな楽しいな こんなのが永遠だったらいいのに
いいのにな
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12. |
ロッキングチェアは揺れながら
05:17
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笑みさえもが災厄となって
破滅をば讃えませ ぼくたちのカルマ
エブリバディのマンションで
死神のカマが血に染まる
産み落とすぶんだけの首を
世は歪みすぎてエレキながら
乾きすぎていくテレパシりながら
憂いは断つな！自殺をしながら破戒しろ！
わかるだろ？まき散らせカルマ
エブリバディ見ろよ！青春の日々を
赤裸々に語るだけのDTのMer！
夜は明けていき剥がされていく
スポンジケーキのイチゴかよって
パーティーしようぜキメまくって
セックスしようぜゴムなしで
ロッキングチェア揺らしながら
揺蕩う意識アムステルダムの
別荘散らか死説いて
ロッキングチェア揺らしながら
ユメリ！クスリ！むき出されの狂気！
嗚呼 へんなくしゃみみたいな恋をしたんだぼくたちは
嗚呼 へんなくしゃみが夢見心地のぼくの鼓膜を貫いた
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